SL列車・トロッコ列車使用車両一覧
SL列車・トロッコ列車使用車両一覧

■C11形蒸気機関車101号機
C11形蒸気機関車101号機は、1944年(昭和19)年7月に、 C1101(日本車輛製造・製造番号1331)として製造された蒸気機関車です。雄別尺別専用鉄道、三菱鉱業大夕張鉄道と活躍し、1972(昭和47)年に廃車となり、長島温泉SLランドに保存されていました。
きい鉄には、1984年に展示用として導入され、長らく陰陽山登山口駅前にて保存されていましたが、2021年より復活に向けた整備を受け、2024年度より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」と「SLはちなる」で運用されています。

■ C11形蒸気機関車161号機
C11形蒸気機関車161号機は1940年(昭和15年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。1975年3月に展示用として導入され、長らく中川検車区にて保存されていましたが、2018年より復活に向けた整備を受け、2021年度より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」と「SLはちなる」で運用されています。
●新製日 1940年10月19日

■C11形蒸気機関車174号機
C11形蒸気機関車174号機は1940年(昭和15年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。1973年8月に展示用として導入され、長らく中川検車区にて保存されていましたが、2020年より復活に向けた整備を受け、2024年度より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」と「SLはちなる」で運用されています。
●新製日 1940年7月27日

■C11形蒸気機関車192号機
C11形蒸気機関車192号機は1940年(昭和20年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。1975年に展示用として導入され、長らく磯城検車区にて保存されていましたが、予備車両確保のために2019年より復活に向けた整備を受け、2024年5月3日より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」で運用されています。
●新製日 1940年9月14日

■C11形蒸気機関車223号機
C11形蒸気機関車223号機は1941年(昭和21年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。1971年4月に展示用として導入され、磯城温泉口駅にて展示されていましたが、2019年より復活に向けた整備を受け、2024年5月3日より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」で運用されています。
●新製日 1940年9月14日

■ C11形蒸気機関車351号機
C11形蒸気機関車351号機は1946年(昭和21年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。2016年度に導入され、2021年度より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」と「SLはちなる」で運用されています。
●新製日 1946年8月31日

■C11形蒸気機関車363号機
C11形蒸気機関車363号機は1946年(昭和21年)に製造された蒸気機関車で、山陰本線や福知山線、播但線などで活躍していました。1975年に小牛田機関区で廃車となり、きい鉄道に保存を目的に導入されました。陰陽山登山口駅にて展示されていましたが、2019年より本線への復活に向けた整備を受け、2023年3月18日より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」で運用されています。
●新製日 1946年11月28日

■ C12形蒸気機関車207号機 
C12形蒸気機関車207号機は1939年(昭和14年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。1970年度に保存を目的に導入され、陰陽山登山口駅にて展示されていましたが、2015年度に復元され、2021年度より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」と「SLはちなる」で運用されています。
●新製日 1939年7月29日

■未定

■未定

■ C57形蒸気機関車181号機
1946年(昭和21年)に製造された蒸気機関車で、貴婦人の名前で親しまれています。きい鉄道には1972年に保存を目的に導入されました。その後、走行に必要な整備を受け、2021年度より観光列車の牽引機として土休日の「SLたるの」、「SLはちなる」で運用されています。
●新製日 1946年8月29日 

■ D51形蒸気機関車1001号機
D51形蒸気機関車1001号機は、1944年(昭和19年)に製造された蒸気機関車で、「デゴイチ」の名前で親しまれています。
現在では、観光列車の牽引機として土休日の「SL たるの」で運用されています。
●新製日 1944年4月13日

🟥 DE10形ディーゼル機関車
DE10形ディーゼル機関車は日本国有鉄道(国鉄)がローカル線の貨客列車牽引や入換用として設計・開発したディーゼル機関車です。1966年(昭和41年)から1978年(昭和53年)までに708両が製造され、ローカル線で運用されていた蒸気機関車を置き換えました。きい鉄道線では、観光列車の牽引機として土休日の「DLはちなる」で運用されています。
●新製日 1971年8月31日  (1095号機)
●新製日 1971年10月11日(1543号機)
●新製日 1979年6月19日  (1697号機)
●新製日 1977年12月7日  (1761号機)

🟥DE15形ディーゼル機関車1524号機
DE15形ディーゼル機関車は先述のDE10形ディーゼル機関車をベースに低規格線区の除雪用機関車として1967年~1981年にかけて58両が製造されました。1500番代は1971年から1973年に製造されたグループで、DE10形1500番台に相当する機関車です。
きい鉄道線では、観光列車の牽引機として土休日の「DLはちなる」で運用されています。
●新製日 1976年9月7日

🟫ED100形電気機関車
ED100形電気機関車はトロッコ列車牽引機として2023年秋より運用を開始します。

🟦 EF60形電気機関車19号機
EF60形電気機関車 19号機は東海道・山陽本線増発用として1962年5月から8月にかけて2次量産車として製造されたうちの1つです。きい鉄道線では、観光列車の牽引機として土休日の「ELたるの」で運用されています。
●新製日 1962年8月3日

🟥 HD1形ディーゼル機関車
HD1形ディーゼル機関車は車両基地内での入換や最寄り駅まで客車を牽引するための機関車として製造されました。きい鉄道では初となるハイブリット機関車です。主に磯城車両区に併設されている磯城機関区から磯城駅までの区間で活躍しています。
●新製日 2019年9月4日(1号機)

🟦 12系客車
12系客車(12けいきゃくしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1970年に開催された大阪万博を念頭に臨時列車や団体列車を含めた波動輸送用車両として1969年(昭和44年)から1978年(昭和53年)まで、合計603両を製造した急行形の客車です。 きい鉄道線では、2017年に「SLたるの」の客車として導入されましたが、現在は「SLはちなる」の客車として運用されています。

🟫 スロフ12系客車 
スロフ12系客車は、先述の12系客車に連結するグリーン車用の客車として製造されました。主に「SLはちなる」の八鳴方に連結されて運用しています。

🟦オヤ12系客車
オヤ12系客車は、スハフ12 158をSL用伴走車として改造した車両で主に蒸気機関車をイベント運転や点検による車両基地への入出場などで目的地まで回送する際や、検査後に実施する本線試運転を行う際の機関車の状態の把握や保安機器の搭載などを目的としています。外観に変化はないものの、車内を保安機器などを搭載するスペースとしたほか、蒸気機関車の状態を把握するための装置が追加されています。

🟦 14系客車(座席車)
14系客車は、夜行急行列車の座席指定車などで運用されていた国鉄スハ44系客車の老朽化に伴う置き換え車両として先述の12系客車の設計を基本に183系車両と共通の車内設備をもつ客車として1972年~1974年にかけて325両製造されました。波動輸送用として製造されたことから普通車(※新造時)のみとなっています。きい鉄道線では、SL列車や団体列車として活躍しています。

🟦🟫🟩旧型客車
オロ11形、スハフ32形、スハ32形、オハフ33形、スハ33形、、オハ35形、オハニ36形、スハフ42形、スハ43形、オハフ45形、オハ46形、オハ47形、オハシ47形、サハ4801形客車は旧型客車(※総称)として親しまれています。車両は普通車で座席は全てボックスシートになっています。(※オハニ36形には荷物室があります。)
また、オハシ47形は、オハ47形客車にカフェスペースを設けた車両になっています。
2018年12月に観光列車の客車として導入した車両です。2020年からは土休日の「SLたるの」で運用されています。

🟥50系客車
50系客車(50けいきゃくしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が主に地方都市圏の通勤・通学時間帯の普通列車に使用するために1977年(昭和52年)より製造された客車です。
きい鉄道には本州以南用に製造されたオハ50、オハフ50と北海道用に製造されたオハフ51の3形式が所属しています。 主に八鳴駅~加越長原駅間で運転されている「トロッコかえつ」の専用客車として運用されています。
●入線日 2022年10月8日 

🟥ナハ700系客車
ナハ700系客車は、トロッコかえつ号の営業運転開始に合わせ、トロッコ列車専用の客車として貨車(台車のみ)を流用して誕生した車両です。(※車体は新製)ナハ700系は、すべての車両がオープン客車(窓なし)の客車となっています。
●新製日 2023年4月1日

■トラ90000形
トラ90000形は日本国有鉄道(国鉄)が製作、使用した17t積み二軸無蓋貨車です。1964年(昭和39年)から1971年(昭和46年)にかけて、2,436両が改造により製作されました。後に鉄道での貨物輸送が減少したことから一部車両を除いて廃車が進み2002年度に全て廃車となりました。
きい鉄道にはトロッコ客車として改造された4両が所属しています。

🟫 スエ78形客車(スエ78 15)
スエ78形は戦災を受けた客車を何度も改造、改番され、最終的に1961年から1966年にかけてマニ78形、マユニ78形を改造し誕生した国鉄の救援車です。スエ78 15は横手貨客貨車区に配属されていましたが、昭和61年に高崎車両センターに転属となり2007年まで運用されていました。2008年冬に廃車となり東日本旅客鉄道社(JR東日本)から譲り受ました。※きい鉄博物館にて展示される予定となっています。

🟦 マヤ34形客車(マヤ34 2010)
マヤ34形客車は、日本国有鉄道(国鉄)が1959年から1981年にかけて軌道検測用の事業用客車として製造しました。マヤ34 2010は北海道旅客鉄道(JR北海道)で活躍していましたが、2018年10月31日付けで廃車となり北海道旅客鉄道社(JR北海道)から譲り受けました。※きい鉄博物館にて展示される予定となっています。

🟦 オヤ50系客車
オヤ50系客車は、マニ50 2186をSL用伴走車として改造した車両で主に蒸気機関車をイベント運転や点検による車両基地への入出場などで目的地まで回送する際や、検査後に実施する本線試運転を行う際の機関車の状態の把握や保安機器の搭載などを目的としています。外観に変化はないものの、車内を保安機器などを搭載するスペースとしたほか、蒸気機関車の状態を把握するための装置が追加されています。

■C11形蒸気機関車 312号機
C11形蒸気機関車312号機は1946年(昭和21年)に製造された蒸気機関車で、小型なことからローカル線や車両基地等での入換機として活躍していました。 中島鉄道では、主に団体列車や「SLたるの(臨時)」として活躍しています。

■C50形蒸気機関車 78号機
C50形蒸気機関車78号機は1929年(昭和4年)に製造されました。
戦前は地方の旅客列車や貨物列車など、軽量な列車の牽引に使用されていましたが、C58形蒸気機関車の増備とともに戦前の時点で本線を退き、多くの車両が入換用になりました。中島鉄道では、主に団体列車や「SLたるの(臨時)」として活躍しています。

■C59形蒸気機関車 19号機
C59形蒸気機関車19号機は1929年(昭和4年)に製造されました。デビュー当初から特急列車の牽引機として活躍し、C62形蒸気機関車の登場後もお召し列車に本形式が充当されていました。その後、「九州観光」として活躍しました。他の蒸気機関車とは異なり灰色に近い外観になっています。 中島鉄道では、主に団体列車や「SLたるの(臨時)」として活躍しています。

■8620形蒸気機関車 18688号機
8620形蒸気機関車18688号機は、1919年(大正8年)に製造されました。
デビュー当初は、東海道本線をはじめとする幹線にて運用されていましたが、高性能な蒸気機関車が投入されるにつれ、ローカル線へと転用されました。ローカル線では、客車や貨車の牽引などで長く運用されていました。中島鉄道では、主に団体列車や「SLたるの(臨時)」として活躍しています。

🟧DE10形ディーゼル機関車 1202号機
DE10形ディーゼル機関車1202号機は、日本国有鉄道(国鉄)が、ローカル線の貨客列車牽引や入換用として製造されたディーゼル機関車です。1966年(昭和41年)から1978年(昭和53年)にかけて708両が製造され、ローカル線で運用していた蒸気機関車を置き換えました。中島鉄道では、入換や本線の貨物、客車を牽引しています。

🟧DD13形ディーゼル機関車 117号機
DD13形ディーゼル機関車は1958年(昭和33年)から製造されたディーゼル機関車で主に構内入替用として活躍しています。
中島鉄道では、入換用として活躍しています。

🟦EB222形電気機関車
EB222形電気機関車は、1953年(昭和28年)に登場した2軸のミニ電気機関車です。保線車両や貨車(トム)などの牽引機として活躍しています。

🟫EF13形電気機関車 6号機
EF13形電気機関車6号機は、1944年(昭和19年)から1947年(昭和22年)にかけて製造された電気機関車です。
主に東海道本線などの貨物列車の牽引を、中央本線や上越線では、貨物列車に加え旅客列車の牽引をしていました。中島鉄道では、本線の貨物輸送や団体列車の牽引機として活躍しています。

🟫🟦旧型客車
オハニ35形、スハ44形客車は茶色の車両で旧型客車(※総称)として親しまれています。車両は普通車で座席は全てボックスシートになっています。
スロ60形、スロ61形客車は、2等車(現:グリーン車)として製造されましたが、中島鉄道への入線時に、設備をそのままに普通車へ変更されました。主に団体列車や「SLたるの(臨時)」として活躍しています。

🟫460号客車
460号客車は供奉車(お召列車用)の客車として1932年に製造されました。
ディーゼルエンジンを搭載しているため、客車全体へ電気を供給することが可能です。また、荷物室もあるため、万能客車として活躍しています。
中島鉄道では、団体列車や「SLたるの(臨時)」として活躍しています。

※お召列車とは…天皇、皇后、上皇、上皇后なとが鉄道をご利用になるときに限り特別に運転される列車のこと。